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暮らし 2023.11.01

【コラム】「心ゆたかな暮らし」って?

こんにちは。過ごしやすい気候が続いていますね。運動会や秋祭りなど、イベントもたくさんのこの季節。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、KAKAビレッジにある17坪のモデルハウス。そのコンセプトは、「小さく建てて、ゆたかに暮らす」。
この「心ゆたかに暮らす」ということを、KAKAはとても大切に考えているのですが、「心ゆたかに」とは、どういうことでしょうか?

暮らしを便利にするためのモノが大量につくられた昭和の時代から、平成を経て、令和。
100円ショップに行けばありとあらゆるモノが売られ、そこで手に入れたプラスチック製品で、とりあえずの最低限の暮らしはできてしまいます。
けれど、物的な側面で満たされていても、必ずしもそれが「心ゆたかな暮らし」に結びつくわけではないというのが、KAKAの考えです。

「とりあえず」で選んだモノに囲まれながら、慌ただしく日々を過ごすうちに、家の中は使い捨ての製品やおもちゃで溢れかえっていく。収納場所には要らないものが詰め込まれて、掃除もしにくくなる一方。それを見て見ぬふりをして、上っ面だけ良く見せながら暮らしていく…。なんてことは、多少なりとも身に覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今は「とりあえずの最低限の暮らし」をしているけれど、子どもが巣だったら、金銭的余裕が出てきたら、きっと変わるはず。そう思って、いざ老後になったら病気にかかってしまったり、体が思うように動かなかったり…。最低限の暮らしで人生が終わってしまうのは、もしそれが不本意なのだとしたら、あまりにも悲しいことだと思いませんか? そしてその姿が誰にどんな影響を与えるのかについても、考えていただきたいです。
人生は「今」の連続なのです。今あなたがやっていることが、すべて。大事にしたいことは、先延ばしにしない方がいいと思います。

そうはいっても、毎日忙しいですよね。目先のことに捉われて、とりあえずで済ませてしまいたくなる気持ちもとてもよく理解できます。
私たちKAKAは、さまざまなイベントを通して、そんな問いへのヒントをお渡ししています。オーナー様の中には、まさに「心ゆたかな暮らし」を実践されている方もいらっしゃって、お互いに良い刺激を与え合う機会にもなっていると思います。

また、大きなくくりで見ても、時代は物質的な豊かさから、精神的な豊かさへと変わってきています。
そこにも「心ゆたかな暮らし」が叶うヒントがあると考えています。

「心をゆたかにする」には、文化的な側面も欠かせません。「本物」に触れること、ふだんの暮らしにそれらを取り入れること。家具や器といったモノだけでなく、地域の伝統的な行事ごとに参加したり、節目を大切にしたりすることも含まれると思います。それはお金をかけたらいいとか、そういうことではありません。文化的な目線を持つことは、心の持ち方一つでできることです。そういった大人の姿を見て、子どもたちも同じように成長していくはずです。まさに、リレーのバトン。それは、しつけや教育とまではいかなくても、子どもたちに伝えていきたい大切な価値観だと思います。そしてそういったことをご家族で話していただけたらなと思っています。

「心ゆたかな暮らし」は、どんな大きさの家でも実現可能です。
ですが、気持ちに余裕を持っていないとできません。できる、できないの一番の分かれ道は、そこだと思います。
気持ちに余裕を持つこと。最初にお話しした「必要最低限の暮らし」には、それは必要ないのかも知れません。ですが私たちKAKAが目指す「より良い暮らし」を叶えるには、それこそが不可欠だと考えています。
KAKAのつくる家は、温熱環境や耐震性能は充分ですし、家のデザインや雰囲気もKAKAらしさを備えていると思っています。そういった部分はもちろんこれからも研ぎ澄ませていきます。

でも、私たちが一番お渡ししたいのは、オーナー様の「心ゆたかな素敵な人生」なのです。どうやったらそれが実現できるのかを、おもてなし部門や設計をはじめとするスタッフは常に考えています。
究極、家をつくるのはロボットでもできます。だからこそ、KAKAにしかできない「価値提供」について、追求し続ける必要があると思っています。

新築は建てるのが厳しく、世の中はリノベーションやリフォームが増えているようです。KAKAはありがたいことに、現在お受けしているのは新築のみで、リフォーム工事はお断りしている状況です。
そんな中で感じるのは、「自分たちの家が建てたい」という想いを持ったお客様が多いということ。「他人とかぶりたくない」というのはもちろんですが、「親のいいなりでいたくない」というケースもあります。実際に、ご実家の敷地内に何千万の家があっても、KAKAで建てたいというお客様がいらっしゃるのです。理由は、「親の用意した家に住みたくないから」。贅沢だなと思うけれど、本当の話です。
これまで言いなりになってきたようで、やっぱり「自分たちの人生」を考えると、何かが違ったり、アイデンティティにそぐわなかったり。小さくても自分たちのカラーの家で何十年と暮らしていきたい。そういう決断をされるのです。
自分の人生をちゃんと生きる、という決断をされる若い人が増えるのは嬉しいですし、良い時代になってきていると感じます。
先ほどもお伝えしたように、人生はいつ終わりを迎えるか分かりません。人生は「今」の連続なので、後悔のないようにしていただきたいですし、そのお手伝いを全力でさせていただきます。

KAKAのミッションは「幸せを想像し、ゆたかな暮らしを創造する」。幸せな生き方って?暮らしってなんだろう?を追求していく会社です。一見、家づくりに関係ないように思えるこのコラムも、そのミッションが根底にあるからこそ、発信しています。家を建てることは最終ゴールではなくて、あくまで幸せでゆたかな人生を送るための、一つの手段だと思っているからです。

ここ最近、17坪のモデルハウスの見学を希望される方が増えてきています。KAKAのミッションや価値観を受け取り、それに共感してくださる方が実は多いんだということを実感しています。
17坪の平屋のおうち見学は、定期的に開催しています。完成見学会もこれから続いていきますので、楽しみにしていてくださいね!

それではまた。西三河を中心に、安城市・市・高浜市・岡崎市・西尾市で注文住宅、新築一戸建てを手掛けるKAKAの今井でした。

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私たちは、お客様に家を見ていただくことでKAKAの特色をお伝えできると考えているため、独自のパンフレットをご用意しておりません。お一人おひとりのお客様との関わりを大切にしていきたいという思いからも、直にお会いすることを大事にしています。
モデルハウスの見学や定期的に開催している「個別家づくり相談会」などのイベントへ、ぜひお気軽にご参加ください。

※押し売りやしつこい連絡をすることはございません。ご安心ください。