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家事 2023.03.03

モノを手放すタイミング

こんにちは。先日、KAKAのオーナーさまにインタビューをさせていただきました。家を建てたあとの暮らしや、打合せ当時のことを振り返って、いろいろとお話を伺うのですが、毎回どのオーナーさまも真摯に答えてくださいます。その度にじーんと感動したり、良い刺激をもらったり。KAKAは素晴らしいオーナーさまに恵まれているなあと改めて感じる機会となっています。
インタビュー内容はこちらに載せてありますので、ぜひ読んでいただけたらと思います。

今回も、お話を聞かせていただく中でとても印象に残っている言葉がありました。
「おうちを建てる前と建てた後、変化はありますか?」という質問に対して、
「使うものだけを家に置くようになったので、すっきり暮らせるようになりました。家のすべての場所をしっかり活用できています。」
というお答えが返ってきたのです。素晴らしいと思いませんか? これは詳しく教えてもらいたいと思い、具体的に何かされたのか聞いてみました。すると、

・自分たちの持ち物を洗い出して、3分の1くらい手放した
・モノの量を始めに見ておいたので、収納スペースをムダにつくらずに済んだ

ということでした。なんと理想的なモノとの付き合い方、手放し方でしょうか。

新築を建てて引っ越しをするというのは、モノを見直す絶好のタイミングです。このオーナーさまは、その機会を逃さず、しっかりとご自分たちの持ち物と向き合った結果、心地よさや快適さを手に入れられたのだと思います。
そうは言っても、引っ越す機会というのは、人生で何度もあるものではないですよね。そこで今回は、「モノを手放す」ことにフォーカスして、手放しやすいタイミングについて書いていきたいと思います。

モノを手放しやすいタイミング

①ゴミ収集の前日&当日

気合いを入れて不要なものをまとめても、出せる日までに時間が空くと、心残りが生まれてしまうことがあります。逆に当日の朝、ゴミ袋を持って家じゅうを回ると、潔く捨てられるから不思議です(笑)。
紙の資源回収の日には学校から配られたプリントや雑誌の整理、ビン缶の回収日にはキッチンの片付け。ゴミの日の内容に合わせてそこを整理したり、モノを減らすのはどうでしょうか。短いスパンでやってくるので、取組みやすいと思います。

②季節の変わり目

夏から秋、冬から春など、季節の変わり目はモノを手放す良い機会。今シーズン使ったもの、これから使うものを見直すタイミングです。とくに、衣替えは大きなチャンス。ワンシーズンで傷んでしまうものもありますし、トレンドアイテムだと、来年は着ないだろうと判断することもできます。去年は着たけれど、今の気分じゃないな、というものも手放して良いかも知れません。ポイントは、今の自分が使いたいかどうか。基準は「今」です。

③来客の前

人が来ることが決まっていると、その日に合わせて片付けをしますよね。他人の目線になったつもりで家の中を見てみると、客観的に「要る、要らない」の判断がしやすくなります。家族や自分の目線だと、どうしても実用性というところに目がいきがち。他の人がそこに混じることで、美観の面からも見られるのがいいところだと思います。

④家族が集合した日

家族であろうと、他人のモノは勝手に処分しないのが整理の鉄則。「要る、要らない」の判断は、本人にしかできません。ですが、独立したお子さんのモノだったり、一緒に住んでいても平日はじっくり話せなかったりと、案外相談する時間をもつのは難しかったりします。
休日に家族が集まった時などは、「今日はモノの整理をします!」と宣言して、みんなで時間を決めてやってみてはいかがでしょうか。ひとつのイベントのようにしてしまうと、意外とはかどると思いますよ。
一緒に住んでいない家族のモノは、あらかじめ伝えておくのも手。「いついつまでに取りに来なかったら処分するからね」と、一定期間を設けておくと、お互い納得がいく手放しになると思います。

⑤何かを終えた時

仕事でひとつのプロジェクトやイベントを終えた、子どもが習い事をやめた、趣味が変わったなど、何かを終えた時は手放すタイミングです。お子さんの卒業や進級も当てはまりますね。園や学校の用品、教科書やノート、テスト用紙…。3月は手放す絶好の機会です!

いかがでしたでしょうか。
ほとんどの場合、モノは、出る量よりも入る量の方が多いです。意識しなければ、自然とモノの量は増えてしまうのです。そのモノのなかには、役割を終えたものや、所有していることさえ認識されていないものもあります。そういったモノのために、貴重なスペースや時間を取られるのはもったいなさすぎると思いませんか?
もうすぐ春になる季節の変わり目、そして3月という節目の時期です。ぜひ、家にあるモノを見直して、手放す時間をつくってみてください。そして前出のオーナーさまのように、「使うものだけが家にある」状態を目指していきましょう!私も頑張ります^^

それではまた。西三河を中心に、安城市・刈谷市・高浜市・岡崎市・西尾市で注文住宅、新築一戸建てを手掛けるKAKAの今井でした。

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