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2022.10.20
設計担当に聞く! 住まい設計の心得
こんにちは。17回目のコラムです。
KAKAビレッジ内にできた17坪の平屋。今回は、そこに引っ越し、実際に暮らしはじめたオーナー夫婦の言葉をご紹介します!
とにかく快適。前の家に行くと、「寒い!」って思うよ。新しい家は、半袖、短パン、裸足で過ごせて、夜は布団いらないくらい。空気もきれいだなって感じるし、温度のムラがないから体がラク!すでに、もう昔には戻れないって思ってる(笑)
廊下がほぼないから、子どもが服を脱ぎ散らかしたり、お菓子のゴミを片付けなかったりっていうことがなくなって。ワンルームだから目につくし、ゴミ箱まで近いから、子どももラクなんだろうね。
子ども部屋もなんの問題もなくて。それぞれのスペースはあるんだけど、中学1年の子も結局リビングで宿題してるよ。お母さんの目の届くところが安心するのかな。結論、大きすぎる子ども部屋はやっぱりいらない!と。
今までは、夜ごはん食べたらそれぞれテレビとかゲームとかしてて。怒られるのが嫌だから別の部屋に行って、夜遅くになって宿題し始めて、親も子どももイライラ…っていう流れだったんだけど、変わったね。
新しい家にはテレビもないし、夜8時までにスマホやゲームは終わらせるって決めてるから、そこから9時くらいまでが家族時間。こんなスローな時間、今まで持てなかった。「秋の夜長」を実感できてるもん(笑)
もうね、食洗器があるだけで、こんなに時間が生まれるんだ!って実感。今までは、誰かがお皿洗ったり片付けたりしてたから。それが、今では本を読んだ絵を描いたり、落ち着いて宿題したり…。確実に過ごし方が変わったよ。
そうそう、ネコちゃんがいるから、テーブルの上に食べ物を出しっぱなしにできなくて。食べたらすぐシンクに持っていくようになったのも大きいかな。あと、「最後の人が食洗器に洗剤を入れてスイッチ押す」っていうルールにしたら、子どもはやりたくないからサッサと動くようになった!
そうだね、もう癒しだね。ネコにとっても、快適な温熱環境で体がラクなんじゃないかな。トイレの床に換気扇があるからか、臭いは全然気にならないよ。
冷蔵庫はサイズダウンさせたんだけど、小さいサイズで十分だなと。何が入っているか把握できるから、食べ物をムダにすることがない。「大は小を兼ねる」んじゃないんだなって。
あと、ドラム式洗濯機。タオルを干さないだけでこんなに楽か!って実感してるよ。
キッチンには大型食洗器が入って、水切りかごがなくなった分、キッチンの作業スペースが増えたのが嬉しい。IHコンロの奥にもスペースがあって、そこで盛りつけできるのがラクだし効率がよくって。低い吊戸棚も使いやすい!
今更ながら、大きい家は大変だったな…と。掃除は大変だし、子どもも移動するのを面倒くさがるし、エアコンも数台必要だしね。広い一軒家より、アパートの方がラクなんじゃ?って思ったりもして(笑)
以前は、モノがありすぎたね。今回見直していく過程で、いかに「要るだろう」と思い込んでるモノで固められていたかを実感したよ。
必要なぶんだけの持ち物で、でもミニマリストじゃないから、好きな雑貨とか家具、照明で楽しんでる。木製サッシからの眺めがまたいいんだよ~。
モノを捨てると人生が変わる。よく雑誌に書いてある言葉だけど、これは本当だった!目に入る情報が多すぎないから、思考がクリアになる。子どもたちも、キレイに片付いているのは気持ちがいいんだって、感覚としてわかったようで、そういう環境を与えるのは親の役目でもあるのかな、って感じてるよ。
これ以上ないってくらい幸せだよ(笑)。メリットしかない!
…いかがでしたか? もう、幸せな暮らしがありありと目に浮かびました。小さく建てて、こころ豊かに大きく暮らす。それを実践されているオーナー家族でした。働く母としては、大型食洗器や造作キッチンがとても気になるので、あらためて取材したいと思います!
それではまた。西三河を中心に、安城市で注文住宅、新築一戸建てを手掛けるKAKAの今井でした。