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子育て 2022.10.12

「片付けられる子」になってほしい親心

こんにちは。13回目のコラムをお届けします。

少し前のわが家の出来事です。朝食を食べ終えた長男(当時小学1年生)に、私はこう言いました。「今日は体操服を着ていくんだよ」。すると返ってきた返事は「どこにあるか分からない…」。
私は、この言葉を受けて「しまった…!」と思いました。それまで洗濯物は私がしまい、着替えも私が出していたのです。ですから、息子がその場所を知らないのも無理はなく、知らず知らずのうちに、親の私がそのように育ててしまっていたのです。
それからは、その日着るものは息子自身で選ばせるようにしました。体育があるかどうかも自分で調べ、寒そうだなと思ったら長袖を選んだり、上着を持っていくかどうかも本人に決めてもらうようにしました。時々、見るからに暑そうな恰好をして出かけていくこともありますが、まあ学校で調節するでしょうし、それも学びの一つだと思って見守るようにしています。

大半の親は、我が子が「自ら片付けられる子」になってほしい、と願うと思います。それは「自分で考えて行動できる子」になってほしい、とイコールだと思います。
親がすべて先回りしてお世話をしていたら、子どもは何も考えず、何もできない子になってしまいます。自分の意見を持つことができないというのは、これから大きくなって社会との関わりが増えるようになった時、生きづらさを抱えることにもなりかねません。
…ちょっと大げさかもしれませんが、「自分の頭で考える」という機会を、親が奪ってしまってはいけないなぁと、反省したのでした。

お片付けができると、どんないいことがあるのでしょうか。

一つ目は、時間的効果だと思います。
朝、体操服やマスク、ハンカチを探す時間。どこにそれらがあるのか把握していて、さらに取り出しやすく収納されていれば、動作はスムーズです。忙しい朝に「どこにあるのー!」と呼ばれてバタバタ&イライラすることや、忘れ物も減るかもしれません。

二つ目は、精神的効果。
どれくらいの量が最適か、どこに収納したら使いやすいかを考えることは、必要な情報を見極める力になっていくと思います。情報とモノにあふれた未来に生きる子どもにとって、取捨選択できることは、生きる力になると考えています。

他にも、「自分のことは自分で」が身につくことで、お母さん(あえてお母さんと言わせていただきます!)が自分時間を取り戻すことができる、というメリットも。
そして、片付いている部屋は気持ちがいい、整理整頓されていると快適なんだという感覚をつかんでもらえたら、いつか子どもが一人暮らしや家庭を持ったときに、自分の手で心地よく整えていくことができるんじゃないかなと思っています。

わが家はもう家を建ててしまいましたが、お片付けの取り組みや子どもへのアプローチ次第では、マイホームに求める収納場所やボリュームも変わってくるのかもしれませんね。
そんな観点で、KAKAビレッジ内にある17坪のモデルハウスを見ていただくのもいいかもしれません。

今回は、わが家のエピソードにからめて「お片付け」についてお話させていただきました。整理整頓、お片付けは奥が深いですね…。また機会があれば書いていきたいと思います。
西三河を中心に、安城市で注文住宅、新築一戸建てを手掛けるKAKAの今井でした。

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