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家事 2022.09.27

「家事」について考えてみる

こんにちは。第9回目のコラムをお届けします。

突然ですが、皆さんは普段どれくらい家事をされていますか?
毎日まいにち、仕事や育児と両立させながらやっているよという方、時短家電やロボットを使いこなしながらやっているという方、週末にまとめてやるようにしてる!という方…。ご家庭によってさまざまかと思いますが、こちらを読んでくださる方は、きっと何かしらの家事をやられている方だと思います。

家事って、やればやるほど奥が深いですよね。そして、根深い(苦笑)。
そこで、今回のテーマは「家事」でいきたいと思います!

共働き夫婦が増え、「家事分担」「家事代行」という言葉やサービスが一般的になってきました。とはいえ、「家庭のことは女性」というイメージは、まだまだ強いように思います。
夫と妻の労働状況、男女給与所得格差の問題、それぞれの家事スキルや意識の差、子どもの有無や年齢…。そういった背景も絡んでくるので、より複雑になってきますし、これをすれば問題解決!というような常套手段はないと思います。

KAKAは住宅会社ですので、間取りや動線、設備によって、家事の負担を軽減させることはできます。レンジフードのないキッチンやバリアフリーでお掃除がラクになる、部屋干しでもよく乾くので、洗濯のハードルが下がる、家じゅう快適な温度なので、動くのが億劫でなくなる、などなど。いわゆる「家事ラク」な住まいですね。
ただ、これらを採用したら、今抱えている「不満」や「不公平感」がなくなるのか?といえば…、残念ながらゼロにはならないでしょう。
なぜなら、家事というのは断片的に切り取るのが難しいからです。一つの家事には、プロセスがあります。ゴミ出しひとつにしても、分類して、ペットボトルや牛乳パックは洗って乾かして、ゴミを出したら次の袋をセットして…というように。そして、家事はたいてい同時進行です。食器を片付けながら足りなくなった麦茶を作り、子どもの宿題を見つつ明日の弁当の下ごしらえをする…。「育児」が絡んでくると、さらに複雑化しますね。マルチタスクかつ状況判断をしながらの家事は、思った以上に頭や体に負担がかかるものです。

食洗機はとても便利ですが、洗い終わったあとの食器は水滴が乾くのを待つか拭くかして、食器棚に入れなくてはいけない。部屋干ししたあとは、洗濯物をたたんでそれぞれのクローゼットに分けなくてはいけない。これが毎日続くのです。そう考えると、家事は区切りがつけにくく、達成感を感じにくいものなのかもしれません。そこへまわりからの評価も無しときたら、「私はこれだけやってるのに!」「だれも感謝してくれない!」という不満がたまっていくのは当然のような気もします。

それでは、どうしたらいいのでしょうか…?

「家事について、夫婦や家族で話をすること」これにつきると思います。
家事がうまくまわせていないと、不満や不公平感、さらには罪悪感まで抱くようになってしまいます。同じ屋根の下に暮らしているのに、一人だけがそんな気持ちを抱えているのは悲しいですし、誰も望んでいないことですよね。ただ、家族が察してくれるのを待っていても、そんな日は来ないかもしれません。
自分はこんなことに不便を感じている。でもこれが難しい。今抱えている困りごとを掘り下げ、こうしたい!と家族に伝えてみる。つまり、家族で「暮らしと向き合う」時間をつくるのです。いちばん面倒でハードルの高い作業かもしれません。でも、そこにパワーを使ってみてほしいのです。その先に、仕組みづくりや役割分担などの具体的なアイデアが生まれてくると思います。

家づくりのはじめに、理想のインテリアや暮らしについて、夫婦や家族で話したりしますよね。そういう家族間の語り合いやコミュニケーションを、家が建ったあとも続けてほしいなと思っています。あくまでゴールは「幸せに暮らすこと」。そのための話し合いなら、きっと楽しい時間になると思いますし、連帯感も達成感も共有できるのではと思います。そして、感謝すること、言葉にすること。そんな親の姿勢から、子どもたちも大切なことを学んでいくと思います。

KAKAは「幸せを想像し、ゆたかな暮らしを創造する」ことをミッションとして掲げています。そしてそれを実行するための柱のひとつとして、「Stay gold」という言葉を使っています。
限りある人生、輝き続けるために、家族で終わりを思い描いて、話し合って、よりよい家族文化をつくっていってほしい。そう思っています。今回は「家事」をテーマにしてみましたが、それ以外でも、気づいたこと、考えていることを家族間で話し合える環境が整っていることが、なにより大切なんじゃないかと思います。

そうはいっても忙しすぎる日々。ですのでKAKAでは、時々オーナーさまをフィーカにお招きして、「Stay gold」について考えてもらう時間をつくっています。
家族はチーム、仲間です。間違っても敵ではありません。それぞれが機嫌よく暮らせる家づくりを目指して、問題や悩みを共有してみてください。

お母さんお父さん、女性も男性も、みんな戦っていますよね。感情ブレブレになりながらも必死で毎日がんばっています! KAKAは家づくりを通して、そんなご家族を応援していきたいと思っています。

それではまた。西三河を中心に、安城市で注文住宅、新築一戸建てを手掛けるKAKAの今井でした。

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私たちは、お客様に家を見ていただくことでKAKAの特色をお伝えできると考えているため、独自のパンフレットをご用意しておりません。お一人おひとりのお客様との関わりを大切にしていきたいという思いからも、直にお会いすることを大事にしています。
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