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2017.05.11
フィンランド・デザイン展
今日は、夏の湿気・冬の乾燥がどうして起こるのかを勉強しました。
それは、壁の建材やビニールクロスを水蒸気が通り抜け、出入りすることで、起こるのだそうです。
夏はいくら除湿をしても水蒸気が入ってきて湿度が高くなる。
冬はいくら加湿しても水蒸気が出ていって乾燥してしまう。
壁を水蒸気が出入りすると、内部結露が起こって家が腐る原因となってしまいます。
そうなると、シロアリ、カビ、ダニが発生してしまいます。
シロアリは建材を食べ、カビの胞子やダニのフンは、アレルギーなどの健康被害を起こす原因となります。
自然素材使用=健康住宅という言葉を耳にすることがあります。
でも実は、自然素材はこの水蒸気のメカニズムをちゃんと理解して使わないと、
かえってシロアリ・カビ・ダニの被害をもっとも受けやすい建材となってしまうのです。
でも、知らない施工者がいるのが現実なのです。
このことを理解した人に家を建ててもらえたら、安心できて
家づくりがもっと楽しくなるかもしれませんね。
新人スタッフS