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2024.08.04
【コラム】北欧の、リアルなお話
こんにちは。お盆が過ぎ、日の陰り方や吹く風に、かすかな秋の気配を感じるようになってきました。真夏のピークは過ぎたんでしょうか。とはいえ、まだまだ暑い日が続きますので、皆さん引き続き熱中症には気を付けてくださいね。
冒頭でひとつ注意喚起を。
エアコンをかけずに、扇風機だけで過ごしている方、いらっしゃいませんか?
年配の方のなかには、エアコンは電気代がもったいないから、扇風機だけでやり過ごしている、という方も少なからずいらっしゃるのでは…と思います。でもこれ、熱中症のリスクが高まる可能性があります!
扇風機の風は、体温と同じくらいだと涼しさを感じず、体温以上の風を当てると暑さが増してしまいます。気温が35℃以上の場合は扇風機を使用しないよう、世界保健機関が勧告もしています。近年メジャーになってきたハンディ扇風機も同じですね。扇風機の風が当たってもぬるく感じた時は、速やかに使用を中止してください。周りの方にも伝えてくださいね!
それにしても、今年は暑い夏でしたね。雨もほとんど降らず、体験したことのないような異常な暑さでした。今後もこれがスタンダードになっていくのでしょうか。
そんな折、KAKAハウスのオーナー様からは、
「冷房の効きが良いので毎日快適に過ごしています!」
といったメッセージをいただいています。
暑い夏や寒い冬にこそ感じるKAKAハウスの心地よさ。それに対してお褒めの言葉をいただけるのがとても嬉しいです。
図書館や病院みたいに快適な温熱環境で、体が疲れない。家が安全で安心できる場所であるということ。そんな家がマストな時代になっているんだなと感じます。昔じゃありえなかった話ですよね。子どもはせっかくの夏休みなのに外で遊べません。家の中で快適に過ごせる場所を用意してあげたい、と考えるのは、当然の親心でしょう。(外に行けないから、家でずっとゲームばかりしてる!という悩みは別にあるとしても…)
夏は涼しく、冬はあたたかく。体に負荷なく快適に過ごせる。KAKAハウスのオーナー様にとってはあたりまえのことですが、実はそれってすごいことなんです。しかもKAKAのつくる家は換気もしっかりされています。今はいろんな換気の種類があるけれど、なかには結露してシステム自体にカビが生えたりするものもあるので、注意が必要です。
KAKAが採用している換気装置は、二酸化炭素の交換もします。家にいる時間が長くなると、比例して二酸化炭素濃度が上がります。すると、頭がぼーっとしたり、吐き気やめまいなどの症状を引き起こすことがあります。断熱・気密に加えて換気もしっかりできる。KAKAは「幸せで健康で文化的」な家づくりを掲げていますが、この換気システムによって、健康を担保しているともいえます。そんな見えない部分まで徹底できているのは、サポートしてくださる先生方のおかげ。本当に感謝です。
外の気象がどうであれ、家の中はG2グレード相当の環境で、しかも省エネ。KAKAオーナー様は、この暑い夏も寒い冬も、安心しておうちで過ごしていただけると思います。
先ほど出てきた「幸せ」で「健康」で「文化的」。自分たちのつくり出すものがこの三つを満たしているか、私たちは常に問いかけながら、家づくりや暮らしのサービスを行っています。そして今、あらためてこの原点に立ち返る時だと思っています。
モノも情報もあふれる現代。でもこれをもったら幸せ、これがないから不幸せ、ということはありません。つまり、KAKAの家を建てたら幸せ、ではないんです。「所有する」という欲を追いかけても仕方がないとKAKAは考えています。
だからこそ、KAKAハウスのオーナー様には、しつこいくらいに問いかけます。
手に入れた「高性能な家」「理想の家」。その向こう側にある幸せで豊かな気持ち、心の状態はどうですか?と。
KAKAがお届けしたいのは、まさにそこです。モルック大会やモーニングKAKAなどのイベントを通して、当初抱いていたご家族のビジョンをもう一度思い出してもらいたい。描いていた姿に近づいているかな?と、ちょっと気を引き締めて、ギャップを埋めていけるような主体的な動きができるように。そのためにKAKAの存在やスタッフとの対話があるのだと思っています。そしてKAKAからだけでなく、お互いによい影響を与え合っていきたいと考えています。
KAKAは、社内外関わらず、いろいろな人に協力してもらいながら家をつくっています。
プロフェッショナル同士が助けあいながら、一つのプロジェクトのゴールに向かって取り組んでいます。事務所ではよくミーティングが行われていますが、各人がアイデアを出し合い、それを補い合いながら、お客さまの想像を越えるものを生み出しているように感じます。まさにワンチームです。
どちらが偉いだとか立場が上だとかではなく、お互いが持てる力を最大限に発揮し合うことで、素晴らしいシナジーが生まれる。そんな想いや成長欲を持った方たちとの関係を、これからも大切にしていきたいと考えています。
そして。今後はオーナー様に協力してもらうこともあると思います。ご縁あってつながった関わり。それこそ立場関係なく、同志と呼べる仲間たちと、ワクワクするような企画を進めていきたいと思っています。(実は現在進行形です。お楽しみに!!)
私たちは、お客さまのため、ひいては未来を担う子どもたちのため、閉じるのではなくオープンでいたいと思っています。利益だけを追求する時代はもうとっくに過ぎています。奪い合うのでなく、与え合う。イメージはKAKAのロゴにもなっている森です。
その一環としてあるのが、オーナー様の協力のもと実現している「住んでるおうち内覧会」。こちらが毎回とても好評いただいています。展示場のような家って、実際街には建っていないですよね。もう少し地に足のついた、リアルな住まいを見ることのできる、貴重な機会です。こちらもまた企画しますので、チェックしていてくださいね。
そして完成見学会も来月に1件、その後も3件続いていきます。お申込みはこちらから。KAKAハウスオーナー様も、どうぞいらしてくださいね。
KAKAはまもなく設立15年。ミッションに軸足を置きながらも、変化と進化を続けていきます。素敵なご縁に出会えることを楽しみにしています!
それではまた。西三河を中心に、安城市・刈谷市・高浜市・岡崎市・西尾市で注文住宅、新築一戸建てを手掛けるKAKAの今井でした。