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KAKA 2024.04.18

【コラム】あなたは何を美しいと感じますか?

こんにちは。4月も半ばを過ぎましたね。KAKAビレッジの庭は、かわいいチューリップがあちこちで花を咲かせていて、出社するたびに嬉しくなります。樹々も若葉が芽吹き、雨あがりには葉っぱがキラキラ。最高の季節がやってきた!とわくわくしています。きっとすぐに半袖で過ごしたくなるような暑さになってしまうんでしょうね。春が通り過ぎてしまう前に、心地よい季節を思いっきり味わっておきたいと思います。

さて、ここ最近のKAKAは、コンスタントに完成見学会を開催しています。4月も27日、28日に蒲郡市で見学会があり、ご予約もたくさんいただいています。(お申込みはこちらからどうぞ!)

見学会に来られる方は、どんな流れでKAKAを知り、イベントに申し込んでくださるのでしょうか。
家づくりって、お金はもちろん、時間も労力もかかりますよね。たくさんの情報の中から、これだ!と思うものを探して、選んで、行動に移す。ちょっと違ったかなと思ったらまた探す…その連続です。
皆さん日々忙しくされていて、貴重なお休みをつかって情報収集をされているはずです。手当たり次第に見学会に申し込んでいるわけではなく、「ここは自分たちの価値観や感性に近い家づくりをしているかもしれない」という希望を抱いて、足を運んでくださっているのでしょう。

KAKAを知る材料の一つに、このコラムも含まれているかも知れません。
大切な時間をつかって来てくださる方が、「思っていたのと違ったな…」というガッカリ感ではなく、事前に読んでいたことの再確認ができるような、そんな機会になればと願っています。
そこで今回は、KAKAの大切にしている価値観や家づくりへの想いについて、あらためて書いていきたいと思います。

2024年現在、円安や人材不足、世界情勢などが要因となり、建築資材は高騰しています。こういった状況のなかで、マイホームを購入することは簡単ではありません。
新型コロナが流行する少し前、ある方が住宅の購入を検討していました。本当はKAKAで家を建てたいけれど、土地から購入すると手が届かない。だから建売で探しているとのことでした。
けれど、どうしても自分たちにしっくりくる物件を見つけることができない。どうしたらいいのだろうと途方に暮れているんですと、相談に来られました。
KAKAのつくる家は、けっして安くはありません。土地も購入して、さらに家を建てるとなると、有名なハウスメーカーと変わらないくらいの金額になります。それでも、KAKAで家を建てたい。そう言ってくださる方に、どうしたら応えることができるのか。
これがきっかけの一つとなって出来上がったのが、17坪の平屋のモデルハウスです。

社長の長谷はよくこんなことを言います。
「家のサイズに捉われてしまうと、やっぱり広くて大きいのが正義のように思われる。でも僕自身が昔大きな家に住んでいたので、断言できる。それは違う」と。

大きくて立派な家がステイタスのように扱われる風潮は、確かにあると思います。でも、大切なのは質。ものすごく広い空間だって、質が悪ければただ広いだけの箱になってしまいます。
そこにお気に入りの家具があって、使うたびに嬉しくなったり、木製の窓から眺める庭の草花に癒されたり。造作キッチンや無垢材の床が感じよく変化していくことを、時間をかけて味わっていく、そんな日々の積み重ねが、住む人を豊かな気持ちにさせてくれるのだと思っています。

家は家族が暮らすうつわです。そこで感じることが人生の幸福度に影響すると、私たちは本気で考えています。家は、ばかにできないんです。
生きていることに幸せを感じられる、人生が楽しいものだと思える。それは、どこか遠くの刺激的な場所ではなくて、家であってほしいと思うのです。

そして、大きいからダメ、小さいからよいということではなくて、そこでは広さはそれほど重要ではないというのが、KAKAが思っていることです。
だから、17坪の広さだとしても、「家は人生を楽しむうつわ」という軸さえあれば、自分たちにフィットした家を手にいれるのは難しいことではありません。小ささは障壁ではなくて、逆に細部にまでこだわることで、より質の高いものが叶いやすくなります。これはむしろ強みでもあり、ぜひ実際にモデルハウスを見に来て体感していただきたいです。

私たちは、暮らしのなかで目に映るものが、できるだけ美しく寛容で、ときに愛嬌があるものであってほしいと思っています。それは決して高価なもの、ということではありません。
心地よくしつらえたリビングスペース、手入れの行き届いた庭の花。子どもの描いた絵をきちんと額に入れて飾っても素敵ですよね。

日々の楽しみを自分でつくる。自分たちの思い描いたストーリーを想像して、生きる。現実世界は慌ただしくて、余裕なんてないかもしれません。けれど、矛盾することに折り合いをつけながら、想像力をつかって調和をとっていく。それは、心の栄養を自分のためにつくっていくことでもあります。それができる人は、きっとどんな場所に暮らしていても幸せを感じられるでしょう。

英語のことわざに、こんな言葉があります。
Beauty is in the eye of the beholder. 美は見る人の目の中にある、という意味です。
何を美しいと感じるかは人それぞれ。つまり美は、受け取る側の感度や創造力に任されている、ということです。

家づくりにおいて、譲れないことは何か。
これを深めていくと、人生において何を大切にしたいと思っているか、という問いに行き着きます。
価値観は人それぞれ異なります。正しいも間違いもありません。ただ、家という大きな買い物をする時には、その価値観=何を美しいと感じるか、ができるだけ近しい相手と家づくりを進めていくことが、人生を豊かにする近道だと思います。


17坪のモデルハウスは、KAKAのエッセンスをつめたものになります。
そこに一歩足を踏み入れた時に感じたことを、逃さないで欲しいなと思います。
「なんだか、今まで見てきた家と違うな」という、いい違和感があったら、それがどうしてなのか、ぜひ考えてみてください。
それは、春に桜を見て嬉しくなったり、そよ風を頬に感じて心地よいと感じたりすることと同じで、理屈ではない、感覚的な心の動きです。
そういった心がある方とは、KAKAと出会って、家づくりに繋がっていくのだと思っています。

「美しいと感じるものがKAKAと合うかな?」そんな視点をもって見学にきていただけたらと思います。
この春、素敵な出会いがありますように。

それではまた。西三河を中心に、安城市・刈谷市・高浜市・岡崎市・西尾市で注文住宅、新築一戸建てを手掛けるKAKAの今井でした。

 

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私たちは、お客様に家を見ていただくことでKAKAの特色をお伝えできると考えているため、独自のパンフレットをご用意しておりません。お一人おひとりのお客様との関わりを大切にしていきたいという思いからも、直にお会いすることを大事にしています。
モデルハウスの見学や定期的に開催している「個別家づくり相談会」などのイベントへ、ぜひお気軽にご参加ください。

※押し売りやしつこい連絡をすることはございません。ご安心ください。