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2023.03.10
地震に強い家とは?
こんにちは。3月も半ばになり、お子さんのいるご家庭では、卒園や入学、進級のシーズンとなりましたね。学年末になると子どもたちが学用品や作品を持ち帰ってきて、家の中がいつもよりモノであふれてしまう…というご家庭もあるかと思います。わが家も例外ではなく、プリントやテスト、一年分のノートや教科書をこのタイミングでどうにかしなければ…!と考えています。そこで今回は、紙類にしぼって整理のコツをお伝えしていきたいと思います。ぜひ一緒に取り組んでいきましょう!
多くの方が、紙モノの整理が苦手・面倒だと感じているのではないでしょうか。園や学校から配られるプリント以外にも、取扱説明書、保険証書など、家の中は紙類であふれています。そして、それら紙類の探し物に時間を費やしている方はとても多いと思います。では、どうしたら紙類の整理はスムーズにできるのでしょうか。
紙の整理のコツは、主にこの2点です。
・もらわない、持ち込まない
・入ってきた紙には保管期間をつくる
これらを実践すると、紙類が循環して、家から不要な紙が出ていきやすくなると思います。
詳しく見ていきましょう。
そもそも、家の中に不要なものを持ち込まない、というのが紙類の整理の大前提です。そうは言っても、チラシやダイレクトメールは毎日のように郵便受けに入ってきますよね。それ、手にしたその時が勝負です! 目を通すべきものとそうではないものに分け、不要なものは資源ごみボックスやゴミ箱に入れてしまいましょう。これをせずにいったん棚の上に置いてしまうと、後の自分に負担をかけることになります。紙類のジャッジはできるだけその場で、が鉄則です。
ところで、子どもの通信講座のDMやカタログ販売の冊子、毎月のように届いていませんか? わが家は一時期、そんな状態でした。リーフレットと一緒にシールや工作できるものが入っていたり、ホチキス止めしてあるものがあったり。処分するにも、その分類の大変なことといったら…! 毎回うんざりしていました。でもこれ、こちらが情報を登録したがために、送られてきていたんですよね。DMに書かれていた発送停止手続きを行ったら、それ以降は届かなくなり、かなり負担が減りました。簡単に登録できてしまうことが、こうした不要な紙類を招くことにもなりますので、情報の登録は慎重に!
家に入ってくる紙は、3つに分けて考えます。3つというのは、①すぐに捨てる、②一時保管する、③長期保管する です。
すぐに捨てる紙というのは、たとえば期限が切れたクーポンやポイントカード、現在は契約していない書類などです。情報が古くなってしまった資料や、アプリやネットで見られる取扱説明書も役割を終えているので手放します。これらの紙は、家にあったらすぐ捨てる、を実践しましょう。こういった紙類を処分するだけでも、家の中の紙が散らかるのを防げます。
一時保管する紙というのは、数日から数か月ほど保管して、期限が来たら捨てる紙のことです。たとえばクレジットカードや公共料金の明細は、保管期間を決めているでしょうか。なんとなく残しているという方が多いと思いますが、紙類には必ず保管期間をつくりましょう。基本的に明細類というのは、引き落としが確認できたら処分してしまってOKかと思います。今はweb明細にしているところも多いので、そちらに移行されるのも手です。
給食の献立表や下校時刻のお知らせなどもここに当てはまります。月末に差し替えて処分するように習慣づけてしまいましょう!
保険の契約内容のお知らせ、ねんきん定期便、子どもの教科書など、年度ごとに必要なものは長期保管の紙類です。保管期間は一年。新しいものが届いたら、古いものは処分します。これらは、量によってクリアファイルやファイルボックスに保管しておきます。
教科書は一年だと少し不安…という方は、もう一年プラスして保管を。ただ、一年であれ二年であれ、保管期間は必ず決めておくようにしておきます。ここをあいまいにしておくと、インからアウトの流れが滞り、紙類が溜まってしまいます。
紙類の整理で便利なのが、データ化です。紙が入ってきた時に、紙そのものが必要なのか、そこに載っている情報が必要なのかを見極めて、情報だけが要るのならデータ化することをおススメします。また、プリント類の管理はLINEを使うととても便利です。自分だけ、もしくは家族のLINEグループを作って、子どもの学校行事などのプリントをスマホで撮ってアップします。ただ、写真を投稿するだけだと2週間で読み込みができなくなってしまうので、投稿したらアルバムに移動させます。「行事」「子ども会」などに分けて保管すれば、もうプリントの原本はなくて大丈夫。紙類は意外と原本そのものは不要だったりするので、どんどんデータ化していきましょう。データ化すると収納スペースが生まれますし、先ほどのようにLINEグループなどにまとめておけば、探す手間も大幅に省けます。
余談ですが、子どもの身長・体重記録を写真に撮ってLINEアルバムに残しておくと便利ですよ○ ただ写真を撮っておくだけでは、病院などで体重を聞かれたときに、すぐにデータを探し出せず、結局その場で体重を測るはめに…(体験談です)。紙そのものであれデータであれ、「必要なときにすぐに見つかる」ことが、整理の基本になります。
これから春休みに入ると、お子さまが家にいる時間が増えますね。お子さま本人のものは、ぜひ一緒に整理に取り組んでみてください。「いる、いらない」のジャッジは、はじめは時間がかかるかもしれませんが、これはある意味トレーニングです。回数を重ねたぶんだけ慣れて、すばやく判断がつくようになります。もちろん大人も同じです。自分の暮らしに関わることを、自分の頭で考える。たとえプリント一つだとしても、そのプロセスの積み重ねが心地よい空間や健やかな暮らしを作り出していくのだと思います。そしてその実感は、自信や成長にもつながります。
新年度がスタートするまえに暮らしを整えたい、とお考えの方、一緒に頑張りましょうね!
それではまた。西三河を中心に、安城市・刈谷市・高浜市・岡崎市・西尾市で注文住宅、新築一戸建てを手掛けるKAKAの今井でした。