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2022.12.22
年末年始休業のお知らせ
こんにちは。今年も残すところ数日となりましたね。長期休暇に入られた方も多いでしょうか。クリスマスが終わったと思ったら次は年越しの準備。休みといっても何かと忙しない時期かと思いますが、ほっと一息つきながら、年内最後のコラムを読んでいただけたら嬉しいです。
2022年は、新築工事や断熱リフォームなど、おかげさまで日々忙しく、素敵なご縁を多くいただきました。
また春のHOME PARTYやクリスマスイベントを開催し、オーナーさまやお世話になっている方々と、幸せで楽しい時間を過ごすことができました。
そして「北欧の暮らし講座」という、スウェーデンの庭しごとや手しごとを学べるワークショップも始まり、これまでにたくさんの方にご参加いただきました。
豊かな時間を共有できる喜び。それを感じられた一年だったと思います。
KAKAのミッションは「幸せを想像し、ゆたかな暮らしを創造する」。完璧とはいえないまでも、スタッフそれぞれが心に掲げ、行動できた一年だったと感じています。
何度も繰り返しお伝えしていることですが、家は建てておしまい、ではありません。そこに「より良く」という気持ちがなければ、思い描いていた暮らしはできません。それはお金ではなく、意識ひとつで変えられることです。
人生には限りがあります。だからこそ今が大切で、一瞬一瞬がかけがえのないものであるはずです。家族時間だって永遠ではありません。そう意識するだけで、年末年始、家族と過ごす時間の意味が変わってきませんか?
他人と比べることで、自分たちは恵まれていない、不幸せだと感じてしまうことがあるかもしれません。でもパラダイムを変えれば、家族仲良く暮らしているって素晴らしいこと。すでに手にしている幸福に気づけるかどうか、それによっても大きな違いがあると思います。そして、楽しく努力をしながら、思い描いたゴールに向かって成長していけたら。そこにもまた喜びがあるはずです。
暮らしは時間の積み重ねです。「暮らしって何だろう?」「より良く生きる、暮らすってどういうこと?」 それを意識するだけでも、人生は変わると思っています。
そんなきっかけを、KAKAを通して見つけていただけたら。そう願っています。
2022年の大きな出来事のひとつに、新しいモデルハウスの完成がありました。約17坪の平屋のおうち。ここに住んで初めての冬を迎えたオーナーは、「とにかくあったかくて幸せ」と言います。
大きすぎない家は、ジーンズのように自分たちにちょうどよく馴染みます。掃除も簡単で気楽にでき、すべてに目と手が届く安心感があります。ストーブや冬用の布団など、かさばる物がなくても暮らせるので、収納はそれほど必要なくなります。そういった暮らしに慣れると、不思議とモノを増やそうと思わなくなるそうです。
一軒家なら30坪は必要、というような固定観念は、もう手放す時期に来ているのではないでしょうか。
たくさんの荷物を背負って旅している人が、小さいリュックで旅できたら。身軽になったぶん、本当に大切なものに気づいたり、必要なものだけ手に入れることができるのではないでしょうか。これからの時代、家もまたそうなっていくのではと感じています。
ここにも、パラダイムシフトというキーワードがあるように思っています。
長い歴史のなかで、人間はあまりにも多くの資源を使いすぎてきました。そろそろ本気で未来のことを考えていかないと、巡り巡って自分たちの子どもを苦しめるということになりかねません。
家づくりにおいても、「とりあえず」の気持ちでやっていると、その代償は次の世代に降りかかるということを想像しておく必要があります。
できるだけ、家の素材も環境にやさしいもので。いずれ土に戻っていくものでつくりたいとKAKAは考えています。
未来のためには、子どものためには。そういった判断を迫られることが今後ますます増えてくることでしょう。その判断のプロセスにおいて、KAKAのコアバリューである「思いやり」「夢・希望」「創造性」をもって、成熟した視点で対応していきたいと考えています。そこに内と外の垣根はないはずです。
私たちは昭和の終わりの姿も見ていますし、新しい時代の空気も感じています。うまくバトンパスできるような、そんな役割を担っていきたいと考えています。
長々と書いてしまいましたが、来年に向けて、今KAKAが考えていることをお伝えさせていただきました。
こちらのコラムも、今年始めた新しいことの一つです。KAKAのことをより深く、また少しでも身近に感じてもらえたら嬉しいなと思い、綴ってきました。読んでくださってありがとうございました。
そして一年間、KAKAをご愛顧いただきありがとうございました。皆さま、良い年をお迎えください。
それではまた。西三河を中心に、安城市・刈谷市・高浜市・岡崎市・西尾市で注文住宅、新築一戸建てを手掛けるKAKAの今井でした。