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2022.11.04
KAKAのベーシックプラン
こんにちは。22回目のコラムです。
日に日に寒さが増してきましたね。朝晩はエアコンを使うようになった方も多いのではないでしょうか。
今回は、冬が近づいてくると気になる「断熱」についてお話していきたいと思います。
KAKAは、これまで断熱リフォームを多く手掛けてきました。
ここだけの話…ひと昔前に建てられた家は、9割方、寒い家です。部屋の中で吐く息が白いとか、風が通り抜ける家なんていうのもざらです。
また、大手ハウスメーカーで建てても、寒い家というのはいっぱいあります。「まだ新しいのに!」「高気密な家なのにどうしてこんなに寒いの!?」といった相談をよく受けます。
実家は有名なハウスメーカーの家だけど、帰省すると寒すぎて辛い…なんて声も聞いたりします。
新築を建てるなら、木造と鉄骨造、どちらがいいんだろう?と悩む方、いらっしゃるかと思います。それぞれにメリットとデメリットがあるので、よく特徴を理解したうえで選択していただきたいのですが、軽量鉄骨の家は、あまり暖かくできない、という側面があります。壁を少なくしたり薄くできる一方で、住宅の気密性能や断熱性能は低下し、冷暖房が効きにくくなる傾向にあります。
KAKAは木造の家づくりをしていますが、天然の木材は、調湿性能や断熱性能を持っており、家をつくるには最適な材料だと考えています。木の家は、鉄骨に比べて外の影響をストレートに受けにくいため、高気密で断熱材をしっかり施工し、きちんと計画換気を行えば、木造の家をあったかい家にすることは可能なのです。
そしてこれは、KAKAの得意分野でもあります。
急激な温度変化が引き起こすヒートショックについてご存知でしょうか。身体が温度変化にさらされて血圧が変化し、脳卒中や心筋梗塞を起こしやすくなります。実は、コロナよりもインフルエンザよりも、このヒートショックによって亡くなる方のほうが多いんです。この数を少しでも減らすことが、私たち住宅会社の使命であり、貢献できることだと考えています。
KAKAが軸としているのは「幸せ」で「健康」で「文化的」であること。この「健康」の部分が底上げされると、自ずと幸せも向上します。そして身体活動が活発になると、文化活動にも意識が向くようになります。ぜんぶが影響しあい、つながっているのです。
断熱リフォームを行うと、まず体調の変化を実感されます。冷え性、喘息などの呼吸器系の改善、基礎体温が上がることも。「冷え」は万病のもと、と言われますよね。
「あったかい」という感覚は、身体的にも精神的にもラクにしてくれるんです。
次に、リフォームをきっかけに、今までの暮らしを見直したいと思うようになります。モノにあふれて暮らしていたな、とか、自分のやりたいことって何だろう?とか、生き方を見つめ直す機会になります。
こうなると、もはやただの断熱リフォームではなくて、「根本から幸せになっていくプロジェクト」とも言えます。私たちは、そんなリアリティのある成果をお渡ししたいと考えています。断熱で人生が変わる!と、本気で思っています。
断熱リフォームは、間取りにも影響してきます。たとえば外壁面に収納をつくると結露の原因になるため、空気が通うような設計が必要に。そこで気流が回るように間取りを変えましょう、といった話にもなってきます。断熱のリフォームは、思っているより簡単ではないのです。
暮らし方にもコツがあるので、お客さまも学び、知る必要があります。ですので、タイミングはできるだけ早いほうがいいと思います。学び、知ることで、その価値や効果をより高めることができます。
また、早い方がいい理由として、KAKAが年間棟数を限定しており、たくさんはできない、ということもあります。
来年の予約はすでに埋まっており、今受けられるのは2024年の秋以降となります。「寒い!どうにかしたい!」と思われているのでしたら、早めに相談だけでもしてもらえたらと思います。リフォームの予定はまだ先だとお考えでも、早いに越したことはありません。これは、新築でも同じです。
断熱リフォームの現場見学や、あったかいモデルハウスを体感してもらうこともできます。
ほんとうにあったかい家っていうのはできるんだということを、ぜひ確認しにいらしてください。
そして、「あったかくすることの向こう側にあるもの」について考えていただけたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。それではまた。
西三河を中心に、安城市・刈谷市・高浜市・岡崎市・西尾市で注文住宅、新築一戸建てを手掛けるKAKAの今井でした。