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2022.11.01
KAKAのご提案する仕様
こんにちは。21回目のコラムです。
KAKAの注文住宅には、ベーシックなスタイルがあります。私たちが大切に考えている「幸せで、健康で、文化的な暮らし」を、建築によって実現したい。そんな想いからたどり着いたスタイルです。今回は、このベーシックプランをご紹介したいと思います。
こちらは30坪の平屋を想定しています。あくまでこれは基本プランですので、それぞれのご家族の「ちょうどよさ」に合わせて変更していただけます。
まず気になるのが、真ん中にバスルームがあるということだと思います。通常、こういったものは家の角に寄せられますよね。KAKAは、なにも奇抜な家をつくりたくて、こうしているわけではありません!いわゆる「田の字プラン」ではなく、あえてこういった間取りにしているのです。そこにはきちんとした理由があります。
中心に水回りがある。これは、高気密な家を施工できる技術があるからこそ、実現できる間取りです。家の角にお風呂場があると、じめっとしたり外壁面に結露やカビが発生しやすくなります。そして、湿気が多い空気は淀み、留まります。そんなお風呂場が家の中心にあることで、その湿気を拡散できるのです。さらに加湿器がわりにもなるという特典つき。繰り返しますが、高気密ゆえ、実現できる間取りなんです。
このバスルームを含めた部分を中心として、空気がぐるぐる回り、また人も回遊できる。文字通り、めぐりのいい間取りになっています。
玄関から入ると、すぐにキッチン。あらかじめ外のデッキで食べることを想定しており、コーヒーなどがすぐに出せる、かわいい窓つきです。
この軒を大きく出したウッドデッキ空間も、とても重要な場所。ブランコやハンモックを取り付けることができ、子どもたちの遊び場として大活躍。友人とお茶をしたり、ひとりでゆったり読書をするのも素敵ですね。おうちでの居場所を増やすことができる、このプランに欠かせないものの一つです。
コンパクトなリビングスペースもあります。リビングスペースは、座るとそんなに広さは必要なかったりします。気になる方は、モデルハウスで体感してみてくださいね。
コア部分にもソファが設置できるように設計。こちらは天井があって落ち着く空間になっています。
ネコが気分にあわせてあちこち移動するように、心地いい居場所をいくつか設けてあるのが、このプランのもう一つの特徴でもあります。
洗濯物は中で干すことを想定しています。温度や湿度をコントロールし、家じゅう一定の温度。さらに換気もしっかりできているから、部屋干しでも気持ちよくお洗濯できるんです。あちこち移動しなくても、一か所で作業が終わる。何かと忙しい毎日の助けになる、家事ラクな間取りとなっています。
寝室と、子ども部屋を想定した個室も設けてあります。こちらは壁を取り払うことができますので、将来的にはワンルームにすることも可能です。
作りこんでいないので自由度が高く、暮らしに合わせて変えていただける。このフレキシブルさも、高気密ゆえと言えます。
空間がシンプルなので、家具はいいものを置いてもらいたいと考えています。
その際に重要になってくるのが、壁面がしっかりと確保できていること。窓ばかりの空間ですと、家具が起きにくく、また日焼けの原因にもなったりします。
安定したキレイな壁面と、窓の開口部分。このメリハリをきちんとつくることが、心地いい暮らしにつながります。
30坪の空間、実際に立ってみると、思ったより広く感じると思います。ヒューマンスケールに合わせた長さや高さ、視線がいろいろな方向に抜けるような窓の位置。図面ではわかりにくいけれども心地よさに直結してくる部分を、丁寧に設計しています。
このベーシックプランをたたき台とし、それぞれのご家族にフィットした間取りをご提案しているのが、KAKAの注文住宅です。
KAKAのつくる家ってどんなだろう?と、少しでも気になっている方の参考になれば幸いです。これを読んで、ここが気になる!もっと見てみたい!と思われましたら、ぜひ一度モデルハウスの見学へいらしてください。お待ちしています。
西三河を中心に、安城市・刈谷市・高浜市・岡崎市・西尾市で注文住宅、新築一戸建てを手掛けるKAKAの今井でした。それではまた。